毎月の例会に出席され、当日会費を払われた会員の方には「お土産こけし」をお渡ししています。


平成25年7月の例会おみやげこけし

小椋 英二
(おぐら えいじ)
英二工人は小椋留三工人の二男で木地山系本流です。

昭和37年から小椋久太郎工人の下で木地修行を始めた。 

その後、木地山を出て都会で事業を起こし成功を手にして現在は八王子市で社長をする傍ら伝統を絶やしたくないとの気持ちで多忙な中こけし製作を行っている。

ここ数年各種コンクールで入賞をしていますが、第36回(平成24年) 秋田県こけし展で入賞、第37回(平成25年)秋田県こけし展で秋田県知事賞、第54回(平成24年)および第55回(平成25年)の全日本こけしコンクール入賞、第32回(平成24年)みちのくこけしまつりでは文部科学大臣賞を受賞しています。

こけしは主に久四郎・久太郎型、留三型、本人型を製作する。

おみやげこけしは小椋久四郎工人が創作したと云われる梅鉢前掛模様、木地山系に伝わる写実的な枝菊の胴模様二種類に前髪が鬢と繋がった描彩と前髪が単独に描彩された合計6種類です。

今後も伝統を継承して木地山系の代表的な小椋家本流のこけしを絶やす事無く継続して頂きたいと思います。   
                                (田中厚志)