平成25年9月の例会おみやげこけし
松谷 伸吉
(まつたに しんきち)
 |
伸吉工人は昭和49年より岡崎仁治工人の下で木地修行を始め、昭和59年からこけし製作を行う。
現在は鳴子を離れ出雲大社近くに工房とお店を構え、岡崎仁三郎・岡崎斉吉(才吉)・岡崎仁治工人と続く鳴子伝統こけしを継承している。
こけし以外にも「しまねの伝統工芸」に指定され木地人形等を製作している。平成24年の第58回全国こけし祭りコンクールで入賞する。
平成24年10月例会で6寸才吉大正型こけしを頒布しているが、こけしは主に岡崎家のこけしに鳴子の菊模様と本人型を製作する。
おみやげこけしは鳴子系を代表する菊の胴模様8種類と一筆目と眼点を入れた一側眼の合計16種類です。
どのこけしも下目遣いで幼子の素朴な表情をし、全体のフォルムと相まって古い鳴子こけしの雰囲気を醸し出しています。
今後も岡崎家のこけしを継続して頂きたいと思います。
(田中厚志) |
|